【MAYA】曲面づくりに便利。スカルプトツールを使って、モデリングを楽にしよう!
スカルプトツールは人形の体やソファなど、複雑な曲面を作るときなどに、有効なツールだと思います。このツールを使ってこの板ポリゴンを色々変形させてみました。
まず変形させたいオブジェクトをオブジェクトモードで選択します。MeshToolsからSculpt Gepmetry Toolを選びます。
![sculpt1](https://thankstotoday.com/wp-content/uploads/2016/08/sculpt1.jpg)
スカルプトツールの種類
![sculpt2](https://thankstotoday.com/wp-content/uploads/2016/08/sculpt2.jpg)
![sculpt3](https://thankstotoday.com/wp-content/uploads/2016/08/sculpt3.jpg)
① Push
名前の通り押すツールです。
② Pull
名前の通り引くツールです。
③ Smooth
表面を滑らかにするが、モデルが小さくなっていく。
④ Relax
なめらかになるが、Smoothと比べわりと形が保たれている。
⑤ Pinch
よくわからないのですが、恐らく…ポリゴンをつまむようなツールなのではと思います。
⑥ Slide
ポリゴンをスライドさせてくれます。
⑦ Erase
スカルプトツールでの変更を消去できます。
七つのスカルプトの種類があります。
選んだオブジェクトの上にカーソルを持ってくるとこのように表示されます。円がブラシの大きさになります。円の中にはツールの略称が書かれています。
ドラッグすることで、スカルプトを実行できます。この時にBキーを押しながらドラッグすると、ブラシの大きさを変更できます。Mを押しながらドラッグすると圧を変えることが出来ます。またShiftを押しながらドラッグすると③のスムースになります。PullもしくはPushを選択している時にCtrlキーを押すとPullとPushが逆になります。
![sculpt8](https://thankstotoday.com/wp-content/uploads/2016/08/sculpt8.jpg)
それぞれのツールの使用例
カッコ内はツールの円内に表れる略称です。① Push(Ps) と ② Pull(Pl)
![sculpt4](https://thankstotoday.com/wp-content/uploads/2016/08/sculpt4.jpg)
![sculpt5](https://thankstotoday.com/wp-content/uploads/2016/08/sculpt5-1024x518.jpg)
⑤ Pinch(Pn)
![sculpt6](https://thankstotoday.com/wp-content/uploads/2016/08/sculpt6.jpg)
![sculpt7](https://thankstotoday.com/wp-content/uploads/2016/08/sculpt7-1024x408.jpg)
スカルプトツールでの変更を取り消すことが出来ます。元に戻る感じなのであえて画像は載せませんでした。(はっきりとはいえませんが、操作を行っていて気づいたのですが、変更をした後、一度ほかの作業をしてしまうとどうもEraseができなくなるようです。)
まとめ
MeshToolsからSculpt Gepmetry Toolを選びます。ツールセッティングからモードを選んでスカルプトしたい部分をドラッグします。
ブラシのサイズはBキー、圧を変更する時はMキー、スムースはShiftキー、PullとPushの切り替えはCtrlキーで行えます。
ぬいぐるみの体、非人工物などによいツールですね。
コメント