【MAYA】親子化(ペアレント化)とコンストレインの違いについて実際に動かして調べてみました。

アニメーション
親子化やコンストレインについて、混乱しているので、それを整理するため、実際にいろいろと比べながら動かしてみました。

【MAYA】親子化(ペアレント化)とコンストレインの違いについて実際に動かして調べてみました。

三つのpyramidに
1、親子化(ペアレント化)

2、ペアレントコンストレイン

3、ポイント、オリエント、スケールのいずれか

をかけました。

ペアレント化の親やマスターオブジェクトは同一のcubeです。

 
標準状態というか、親子化やコンストレインをかけただけの状態です。

constraint9  

親子化とペアレントコンストレイン、ポイントコンストレインについて

まず親子化とペアレントコンストレインの違いを見てみると、移動と回転は同様に動き、スケールのみ動き方が違うようですね。

親子化は親のスケールが変わると、子も同じようにスケールが変わり、その距離も変わっています。

ペアレントコンストレインは移動と回転にかかるのですが、実際にスケールをかけてみると大きさは変わらないものの、距離が変わっていますね。

下図3点では一番右のpyramidにはポイントコンストレインの例を載せたのですが、ポイントコンストレインは移動のみにかかっているのがわかります。
constraint1 constraint3 constraint4

オリエントコンストレインについて

下図4つは右側のpyramidにオリエントコンストレインをかけてみたものです。
オリエントコンストレインは回転にかかるので、移動とスケールでは変化がないです。

回転の仕方は親子化やペアレントコンストレインとは異なるんですね。。

親子化とペアレントコンストレインではCubeの周りを回転するように、Cubeと同様の関係をたもちつつ回転しています。

オリエントコンストレインでは、pyramidは元の位置のままで、cubeの回転に合わせて回転しています。
constraint5 constraint4  
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スケールコンストレインについて

下図3つでは一番右のpyramidにスケールコンストレインをかけてみました。
スケールコンストレインはスケールかかるので、移動と回転では変化はありませんが、スケールをした場合はその場所でCubeの変化に合わせて拡大縮小します。

constraint5 constraint3 constraint8  

まとめ

ポイントコンストレインは親子化とペアレントコンストレイン、ぽは殆ど動きが一緒になるようです。
オリエントコンストレインは親子化とペアレントコンストレインとは動きがことなり、その場にとどまって回転をします。
スケールコンストレインでは親子化とも、ペアレントコンストレインとも違い、その場にとどまってスケールを変えます。親子化は距離とスケールが変わり、ペアレントコンストレインではスケールは変わらないのですが、距離が変わります。
親子化やコンストレインを上手くアニメーションに利用できるといいなと思います。

専門的な見方からしたら、全然違うのかもしれませんが、初心者なりに動かして見える印象について書いてみました。

また親子化やペアレントコンストレインについて、こちらの記事も書いてみました。
【MAYA】 基本、わかるとちょっと楽になる?コンストレインと親子化(ペアレント化)の違い。

初心者のうちは何かと確認してしまう、ざっくりした違いについて書きました。

 
【MAYA】ペアレント化とペアレントコンストレイン、その違いと各設定方法

親子化とペアレントコンストレインの違いは混乱しやすいので、座標やオンオフができるかなど少し細かい点について書きました。

 
専門的な知識がまだまだありませんので、こちらの記事も合わせて何かご指摘などありましたら頂けるとありがたく思います。よろしくお願いいたします。

 

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