アトリビュートの転送は本当に便利な超強力なツールです!(使用バージョンMaya2020)
Transfer Attributeとは
Mesh→Trasnfer Attributeで作動します。
- 頂点
- 頂点法線
- UV
- 頂点カラー
を他のオブジェクトに転送することができます。
オプションで様々な設定が出来ます。
アプライの方法
ソースを選んで転送先を次に選んでアプライします。
Transfer Attribute Options・・オプションについて
オプションについて書きました。
Trasnfer Attribute横の□を押すとオプションを開けます。
Attributes To Transfer
Vertex Position・・頂点を転送するかどうかオンとオフで切り替えます。
Vertex normal・・頂点法線を転送するかどうかオンとオフで切り替えます。
UV Sets・・UVを転送するかどうか切り替えます。転送しないならオフ、転送するならUV Set全部動かすか(All)、それとも現在選択中のUVをコ転送するか選べます。(Current)
Color Sets・・頂点カラーを転送するか切り替えます。転送しないならオフ、複数のカラーセットがあれば全て転送するならAllを選択し、選択中のものを転送するにはCurrentを選びます。
Sampling Space・・この空間を用いて転送を行います。
- World・・
- Local・・各オブジェクトが同一の変換値を持つときに使えるそうです。これについてはすみません。よくわかっていません。
- UV・・UVの相関に基づいて転送します。
- Component・・ソースとターゲットのトポロジーが同じである必要があります。
- Topology・・ソースとターゲットの頂点、エッジ ファースの数が同じ必要がある。(ComponentとTopologyこの二つの違いはすみません。よくわかっていません。トポロジの方が許容範囲が広いと思います。)
Mirroring・・定義した軸を挟んで転送する。このときは頂点を選択する必要がある。
Flip UVs・・転送されたUV ShellをU 軸または V 軸に沿って反転させる。
Color Borders
- 無視(Ignore)・・・ソース メッシュのカラー境界は、ターゲット メッシュではスムーズにブレンドされます。
- 保持(Preserve)・・・ソース メッシュのカラーエッジを維持します。
検索方法(Search Method)・・ポイントを関連付ける空間的な方法を決めます。(すみません。よくわかっていません。
実際に使ってみました。
上に書いたように、自分にはわからない所もある機能なのですが、試しに使ってみました。何かの参考になれば幸いです。
UVを転送してみました。
少し形状が違うが、エッジフェース頂点数が同じで、UVが異なるオブジェクトを用意しました。
転送元を選んで次に転送先を選び、アプライします。今回こちらの設定でアプライしました。Sample Spaceでは今回トポロジーをセッティングで選んでいますが、後で試したところ、コンポーネントでも転送できました。
左側のオブジェクトに右側のオブジェクトのUVが転送されました。両方選んでいますがUVは重なっているのがわかります。
オブジェクトの頂点法線を転送してみました
スフィアの頂点法線を立方体に転送してみようと思います。
二つの位置関係大きさ関係はこのような感じになります。
この様な感じで転送元を選んで次に転送先を選び、アプライしました。Sample SpaceはLocalでもできました。
この様な感じになりました。立方体の法線が変わりました。(ただ、立方体の場合、変更前の方が法線が正常なので、メッシュの色も黒が入ってきてしまいました。機能のテストということでご容赦ください。)
オブジェクトの頂点を転送してみました。
今回はオブジェクトの法線を表示させます。法線の表示はDisplay→Polygons→Vertex Normalsを選ぶことで表示できます。消したい時も同じところを選択します。UV空間を使い、下の設定でアプライしました。黄色のあたりの法線がどうなるか気になったのですが・・。
アプライ後、頂点が移動した画像です。頂点法線は選択してないので、斜めのままかと思ったのですが見た目問題なくあっています。単純な形状だからでしょうか?でも、正確に転送されてるかはわからないので、正確さを期したいのなら、頂点法線も選択して転送した方が無難でしょうか。。
最後にヒストリーを切ります。これを切らずにもとのオブジェクトを消したら、転送したオブジェクトがもとに戻ってしまいました・・・・。
わからない所が多いので、何かありましたら教えて頂けると幸いです、よろしくお願いします。
便利に使えそうなので、色々試してみようと思います。
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