選択セットは時短につながるツールです。同使用バージョンMaya2020
複数のものを一気に選択できるSet
選択セットは同じ複数のフェースや頂点、オブジェクトを選ぶ場合、セットとして登録でき、作っておくとそのセットを選択するだけで、登録したものを一度に選択でき大変便利です。
三つのオブジェクトを準備しました。

選択セットの作り方は2つあります。(この二つの違いはすみません、よくわかっていません。ご存じのかたいらしたら教えて頂けたらありがたく思います。)
Create→Sets→Setもしくは、 Create→Sets→Quick Select Setで作ることが出来ます。

Create→Sets→Set で作る場合
Create→Sets→Set の横の□を選ぶとオプションが表示されます。名前を登録して、アプライを押すとアウトライナに表示されます。

アウトライナに3objectsがあたらしく表示されました。

これを選択して色々作業ができます。実際に選択する場合はこの3objectsを右クリックして、Select Set Membersで選択状態にできます。

このように選択されました。

コンポーネントの選択セットも同様の手順で作ることが出来ます。

セットが必要なくなったら、アウトライナのセットをDeleteします。
Create→Sets→Quick Select Set で作る場合
こちらのバーテックスを選択します。

Create→Sets→Quick Select Set を選びます。

選ぶとボックスが表示されるので、名前を入力します。OKを押すとアウトライナに反映されます。

アウトライナにvertexと表示されました。

ここで、右クリックしてSelect Set Members をシーンのバーテックスを選択状態にすることが出来ます。

選択状態になりました。

Quick Select Set でセットを作るときにOKではなく、Add to Shelfを選ぶと、シェルフに選択セットが登録され、そこから選ぶことが出来ます。vertex2を作ります。

Create→Sets→Quick Select Set を選びます。 Add to Shelfを選びます。

シェルフにvertex2が作成され(アウトライナの方にもvertex2が作成されます。)それをクリックすると一発で選択されました。

また、遠回りですが、メニューからも Quick Select Set を選べます。Select→ Quick Select Set を選ぶと作ったセットが表示されるので、目的のものを選ぶことで選択されます。

vertex2が選ばれました。

セットを削除する場合も、アウトライナでDeleteすると削除できます。ただ、シェルフに残っているものは消せないので、シェルフ上で別途削除が必要になります。シェルフのボタン上で右クリックしてDeleteを選びます。

アウトライナで削除するとシェルフにのこっているボタンは無効になります。逆にシェルフのボタンだけ削除してもアウトライナ上では普通にセットを選択できます。
複数のものを何度も選択しなくてはならないときに、これは時短にかなり効果を発揮してくれるので、積極的に使っていこうと思います。
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