【情報】動くものへのマッピングが可能に!”ダイナミックプロジェクションマッピング”
プロジェクションマッピングは投影された映像がゆがんでしまうため、ゆれる布などには投影できませんでした。東京大学の石川、渡辺研究室チームにより開発された『ダイナミックプロジェクションマッピング』により、それが可能になったそうです。それは、見えないマーカーを布などに印刷してその変形を追跡する Deformable Dot Cluster Marker という技術で対象物の変化を追跡して、その映像を同研究室と東京エレクトロンデバイス株式会社(TED)で開発した高速プロジェクターのDynaFlashで投影するというものです。DynaFlashは最大で1000fpsで投影を行うことで、まるで布に印刷されたかのように投影をします。回転させても降っても、動きにおくれはありません。以下の動画で紹介されていました。
東大石川渡辺研 高速プロジェクタ(比較用・通常プロジェクタの場合)
東大石川渡辺研 高速プロジェクタ「DynaFlash」デモ
東大石川渡辺研 高速プロジェクタ「DynaFlash」デモ 回転
下の動画は布をはためかせた状態でのマッピングや、オブジェクトによって投影するものを変えたりしている動画です。本当に驚きました。
Dynamic projection mapping onto deforming non-rigid surface
以上4つの動画はIshikawa Watanabe Laboratoryさんの動画です。
下の動画は弾むボールなどへのマッピングのデモ動画です。”ikinamo”さんの動画です。
Dynamic target tracking camera system keeps its eye on the ball #DigInfo
石川渡辺研究室のサイトはこちらです。
また石川渡辺研究室のYou Tubeのサイトはこちらです。プロジェクションマッピング以外にも興味深い映像がたくさん紹介されています。
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