【情報】パソコン作業、デスクワークでの疲れ目やドライアイから目をケアしよう。

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CG作業ではパソコンの画面をずっと見続けます。疲れ目対策は必須です。時々、目を悪くしてしまったという話も聞くので、日々のケアが大切だと思い、まとめてみました。

【情報】パソコン作業、デスクワークでの疲れ目やドライアイから目をケアしよう。

CGをやっていて、集中してしまったりすると、ついつい忘れがち、怠りがちなのが、眼のケアだと思います。

CGなどでは、パソコンのモニターとは切っても切れない仲ですし、何よりも眼はかけがえのない大切なものです。

日々のこまめなケアを心がけたいと思い、書いておくことにしました。

どうして目が疲れてしまうのか。

目はレンズの厚み調節をすることで、さまざまな遠近に対応させたピントを調節しています。

ピントを調節してくれるのが毛様体でレンズとなるのが水晶体です。

遠くを見る時
毛様体筋・・・伸びる(リラックス)
水晶体・・・薄くなる

近くを見る時
毛様体筋・・・縮む(緊張状態)
水晶体・・・厚く膨らむ

といった具合に調節を行っています。

パソコン作業では近くをずっと見ている状態となります。
近くをずっと見ていると目の筋肉は縮んでいる状態でそれが続くことで血流が悪くなります、またずっと縮んでいることで、筋肉が元のように伸びなくなり、疲労しやすくなり目が悪くなりやすくなります。
室内のパソコン作業では、モニターを見続けることでまばたきが減ったり、また室内の冷暖房でも目が乾きがちになり、ドライアイにもなりやすいです。

目が疲れることによるデメリットと目のケアの必要性

当たり前ですが、目を悪くする恐れがあります。
目が疲れることで、どうしても作業には集中しづらくなります。

作業をすることに辛さを感じるようになります。

自分はドライアイがひどいときは、もう集中どころではなく、作業自体ほとんど進みませんでした。

具体的なケア方法など

1、ディスプレイの光を調整する。もしくはディスプレイを変える。ライトの種類を見直す。
ディスプレイの光の量など明るさを調整して、なるべく見やすい状態にします。

また、モニターによって見やすいものとちょっときついものがあるので、購入を考えている方などは目に優しいものを選ぶとよいように思います。

自分の独断と偏見ですが、EIZOの物などは高価ですがカラーマネージメントできるので、不自然な色ではなく、眼に優しい気がします。

またライトもCGをされている方はご存じで対応されているかと思いますが、自然光に近いものを使うと負担が減るように思います。

色評価用のものとか、あくまで個人的な感想ですが負担が減るような気がしています。

あとジェントライトという製品が目に優しいとのことです。

厚生労働省が策定した「VDT(Visual Display Terminals)作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では証明や採光とグレアについて下のように書いてあります。
室内は明暗の対照が著しくなく、まぶしさを感じないようにする。
ディスプレイ画面は500ルクス以下、書類やキーボードは300ルクス以下にする。太陽光が入る場合は必要に応じて適切な明るさとなるようにすること。
グレア(まぶしさだそうです)の防止のためには、ディスプレイの位置傾き、向きの調整、反射防止型ディスプレイを選ぶ。
間接照明などグレア防止用照明器具を用いるなどグレアを防止する措置をとる。
 
ルクスは実際に測ってみないとわからないものですが、ルクス計測計は2000円以内で買えるものもあり、またルクス計測アプリなどあるので、活用されていみてもいいと思います。


 
2、コンタクトや眼鏡使用の方で、度が合わない方はその見直しをする。
コンタクトや眼鏡が合わないと思っている方は、当たり前ではありますが、早いうちに見直し、レンズを変えたりすることが必要だと思います。

3、定期的に眼を休ませる。
大体一時間に一回は、眼を休ませる必要があるそうです。たとえば、50分作業、10分休みなどです。

厚生労働省が策定の「VDT(Visual Display Terminals)作業における労働衛生管理のためのガイドライン」でも作業時間について下のようにあります。
一日の作業時間
他の作業を組み込むこと又は他の作業とのローテーションを実施することなどにより、一日の連続VDT作業時間が短くなるように配慮すること。
一連続作業時間
1時間を超えないようにすること。
作業休止時間
連続作業と連続作業の間に10~15分の作業休止時間を設けること。
小休止
一連続作業時間内において1~2回程度の小休止を設けること。
4、遠くを眺めたり、目の体操をする
遠くをみることで、パソコンの画面を見続け疲れた眼の焦点を変えたり、眼をぐるぐるとまわしたり、眼の体操をしてあげるのもよいと思います。
また変顔をしたり、顔の筋肉を動かしてあげるのも有効だそうです。
眼輪筋を使うと毛様体筋に良い刺激がいくそうです。

参天製薬さんの目のストレッチのページがありましたのでご紹介します。

目のストレッチの方法

5、ドライアイ対策をする。
コンタクトなどされている方は、ドライアイがひどい方などは目薬を時々差してあげたり、時々コンタクトを外して、眼を休ませたりするのも有効だと思います。

参考になるかわかりませんが自分は一度ひどいドライアイの時に、30分くらいレンズを外して水分に浸していたら、その後のレンズの装着感がだいぶよくなったことがありました。

(この方法は保証はできませんし、衛生面の問題もあるので、こちらは責任を負いません、各人の責任でお願いします。)

コンタクトを外し眼も休めたのもありますが、もしかしたらレンズ自体の水分も減るということがあるのかもしれません・・・。

6、ブルーライトカットの眼鏡をする。
今は眼鏡屋さんでブルーライトカットのレンズが売られているので眼鏡を作るのも一つの方法だと思います。

眼への負担は減ると思います。

個人的には効果を感じます。(あくまで個人の意見です。)

7、適切な距離をとる。
リラックス状態で自然にピントが合う距離をとるとよいそうです。
ご参考になるかわかりませんが、顔を近づけて離していくと楽な距離があるので、自分は気づいた時にそのような距離をとるようにしています。
8、眼のツボ刺激
これは自分では書けないので、ツボ刺激について書いたサイトさんなどでご確認頂けたらと思います。

ツボ刺激はもちろん、眼全般に関して書かれている、サイトさんがありますので、ご紹介します。

視力回復の研究ノート~目を快適に保つ知識と方法

 
作業中にできるケアのまとめ
・目を休ませる。一時間に一回を目安に。コンタクト使用のかたは少し外してみるなどする。
・遠くを眺めたり、目を上下左右に動かすなどの体操をする。
・ドライアイの方は目薬をさす。
・モニターからは適切な距離をとることを心がける。
ついつい集中して忘れがちになってしまうので、一時間に一回、目をケアしてあげる時間を設けてあげるのがいいのかなと思っています。

目はかけがえのない大切なものですので、日々のケアを怠らないようにしていたわってあげたいですね。

 
 
 

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