【MAYA】エフェクト、パーティクルに力を加える、フィールドの種類について。
フィールドにはいろんな種類がありますね。自然現象を作ってくれます。メニューリストDynamics→fieldsを選ぶとfieldsのメニューが出てきます。10種類のフィールドがありますが、それを大まかに書いてみました。

Air(大気)
一方向の大気の動きの効果を付けてくれます。大気の方向やその広がり、速度なども設定できます。
舟の航跡や、風で動く雲などのエフェクトを付けることが出来ます。
Airフィールドについてはこちらに書かせて頂きました。
【MAYA】エフェクト、パーティクルに影響を与えるAirフィールドについて。
Airフィールドにより飛ばされるパーティクル

ダイナミクスモーションで動くオブジェクトやパーティクルに対して、ブレーキの効果をもつフィールドを作ります。速さを減衰させることが出来ます。このフィールドの周りでは完全に止まります。
Gravityで下に落ちていくパーティクルですが、本来なら均一に落ちていく
のがDragフィールド(赤丸の部分)の影響を受け、Dragフィールドの近くのパーティクルの落下速度が落ちているのが分かります。

Gravity(重力)
重力フィールドを作成して、その効果を付けてくれます。重力の方向や落ちる速度など設定できます。速度は一定方向に加速していきます。上から下に落下する水などの効果を作ることが出来ます。
Gravityフィールドについてはこちらに書かせて頂きました。
【MAYA】エフェクト、パーティクルに重力を与えるgravityフィールドについて。
落下前と落下後


オブジェクトやパーティクルを引き寄せる効果を付加できます。二点の同じ強さをもったものが引き合う力で、片側に吸い寄せられ、その後もう一方に吸い寄せられていく効果になり、太陽の周りをまわる惑星などのシミュレーションに向きます。
このシーンでは中心と外側に交互に移動しています。

中心から放射状に飛ばされるというシミュレーションが出来ます。爆発の効果などシミュレート出来ます。

それぞれのオブジェクトやパーティクルが、それぞれ不規則に違う動きをして動きます。ランダムな動きに向きます。蛍の飛ぶシーンなどを作ることが出来ます。

パーティクルを一点の方向に飛ばします。真ん中が一番強く、外側になるにつれ力は弱くなります。

円、らせん状に渦をまく効果を付けることが出来ます。竜巻や銀河などを作ることが出来ます。
今回は矢印の方向に回っています。

不勉強でよくわかっていないので、分かり次第また書かせて頂けたらと思います。
使いこなせば、素晴らしいエフェクトを作ることが出来るので、積極的にスキルを取り入れたいなと思います。
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