【MAYA】ArnoldでAe用のRGBマスクをつくる(Material IDパスを作成する)方法

MAYA各分野共通

Aeなどで、RGBのマスクを使いますが、それに使うマスクの作成方法をArnoldでメモしておこうと思います。使用バージョンmaya2020



今回こちらの動画を参考に作らせて頂きました。このページは自分の学習用メモになります。この方色々教えられているみたいです。



割り当てる色の作成



ハイパーシェードを開きます。オレンジのボタンをおします。







ai User Data Colorを選びます。







aiUserDataColorのタブで、黄色の部分で名前を入力でき、赤で囲んだ部分をクリックすると色を指定できます。







クリックするとカラーボックスが表示されるので、ここで色を指定します。







aiUserDataColorのノードを選んでCtrl+Dで複製します。二つ複製して、赤と緑、青と三つ作ります。







オブジェクトに適用したマテリアルに先ほどのaiUserData Colorを割りあてます。



マテリアルへの振り分け



こちらのシーンのマテリアルにIDを振り分けていきます。







まず、レンダーセッティングをひらきます。黄色のボタンを押します。







AOVタブを開きます。青で囲んだ部分をアーノルドレンダラーに設定し、AOVタブを開きます。黄色で囲んだAdd Customを押します。







ボックスが立ち上がるので、名前を入力します。







Createを押すとmsk_1と新しい欄が作成されます。 msk_1 と msk_2を作りました。







各オブジェクトを選択後アトリビュートエディターで、マテリアルのタブから、SGノードタブを開きます。オレンジのボタンをおすと、SGノードタブが開かれます。







このタブのArnold、AOVを開くと、黄色で囲んだ部分があらわれます。







今回はRGBの三色でマスクを作るので、msk_1,msk_2でそれぞれ三色ずつ設定します。黄緑と黄色で囲んだ部分はリンクしています。







地面のマテリアルにはmsk_1に先ほどaiUserDataColorに入力した名前、例えばGreenと入力しEnterを押すと適用されます。チェッカーマークが矢印のマークになったら適用されています。そのようにしてすべてのオブジェクトに色を追加します。







レンダリングします。



黄緑のボタンをおしてレンダラーが開くのでレンダリングをします。(念のためレンダリング前にセンダーセッティングのCommonタブでパスを確認すると間違いがなくて良いと思います。)







このようにBeauty画像がレンダリングされました。







msk_1とmsk_2はこのようになりました。すべての画像はプロジェクトのimageフォルダ内に画像が入りますので、確認します。







まとめ



1,RGBの要素を作る。各色をaiUserDataColorに割り当てます。



2,RenderSettingでAOVを開き、カスタムのAOVを必要数作成します。



3,アトリビュートエディターのマテリアルタブ、SGノードタブで、先ほどのAOV欄に指定したい色を入力します。



Aeでの使用法についてはこちらに書かせて頂きました。



【AfterEffects】RGBのマスクを用いてコンポジットする。

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