【アフターエフェクト】ロゴアニメーションのための、イラストレーターからの文字の読み込み
公開日:
:
最終更新日:2016/10/01
アフターエフェクト
アフターエフェクトでロゴアニメーションを作る際、ロゴファイルは文字がばらされた状態で、読み込みたいのではないでしょうか。
イラストレーターファイルのロゴのばらし方と、アフターエフェクトでのそのファイルの読み込みかたを説明します。
ロゴアニメーションのための、イラストレーターからの文字の読み込み
イラストレーターでの文字のばらし方
アフターエフェクトに読み込みたいロゴのファイルをまずイラストレーターで立ち上げます。
レイヤー内にグループフォルダがあり、その中に各文字がそんざいしています。
各文字を一番上の階層にして、読み込みたいので、文字をレイヤー1から出す作業をします。まず、グループを選んで青く囲んだ部分をクリックするとメニューが出てくるので、その中からサブレイヤーに分配(シーケンス)を選びます。
するとこのような構成になります。出したい文字を全て選んで、”ワ”のレイヤーの下の空きスペースまでドラッグします。



アフターエフェクトでの読み込みかた
次にアフターエフェクトを立ち上げます。
1のプロジェクトウインドウをダブルクリックしてファイルの読み込み画面を出し、読み込みたいロゴファイルを開きます。(2はコンポジションパネル、3はタイムラインパネル)
そうすると、読み込み方法を設定する画面が出てきます。

”読み込みの種類”はフッテージとコンポジションが出てきますがこの場合はコンポジションを選びます。フッテージだと折角ばらした文字がまとまった状態で読み込まれてしまいます。
”フッテージのサイズ”はレイヤーサイズとドキュメントサイズがありますが、この場合は文字をアニメーションで回転させることなどを考慮し、レイヤーサイズを選びます。
ドキュメントサイズを選んでしまうと、各文字一つ一つが画面サイズの大きさで(イメージ的には文字に加え余白も入る)読み込まれます。レイヤーサイズを選ぶとと各文字はそれぞれの文字のサイズ(イメージとしては余白なしで文字だけ)で読み込まれます。
まとめ
アフターエフェクトでロゴアニメーションのイラストレーターファイルを読み込む際は、イラストレーターのファイルは文字をばらしたレイヤーのみが入ったものにする。
アフターエフェクトでの読み込み設定は読み込みの種類はコンポジション、フッテージのサイズはレイヤーサイズにする。
関連記事
-
-
【アフターエフェクト】基本操作、ファイルの読み込みと平面の作り方
アフターエフェクトで一番最初にするのが、ファイルの読み込みです。読み込んだファイルをタイムラインパネ
-
-
【アフターエフェクト】初心者向け マスクの切り抜きについて基本の操作を説明します。
習いたての頃は、何度か調べることになったマスクの切り方について、その切り方や、ぼかし、拡張について書
-
-
【アフターエフェクト】プロジェクト、コンポジション、タイムライン、各パネルについて。
アフターエフェクトをやっていると、パネルの名称とか忘れていて時折なんだっけ・・。と思うことがあります
-
-
【アフターエフェクト】フラクタルノイズをスクリーンで載せる、湯気や霧の作り方についてです。
フォトショップでの方法を以前書いたのですが、アフターエフェクトでの方法についても、書いておこうと思い
-
-
【アフターエフェクト】アニメーションの作り方、キーフレームを追加し再生をする。
アフターエフェクトの簡単なアニメーションの付け方について書いてみました。ロゴアニメーションをつくろう
-
-
【アフターエフェクト】被写界深度を調節しよう。② 調整レイヤーを使いデプスでぼかしを入れる。
MAYAでつくった画像をAfter Effectsに持って行き、被写界深度を調節する所について書いて