フォトショップでの方法を以前書いたのですが、アフターエフェクトでの方法についても、書いておこうと思いました。フォトショップでは雲模様を使いますが、アフターエフェクトではフラクタルノイズを使います。雲模様と同様、温泉、飲み物の湯気、街の霧などを表現するのによいツールですね!(使用バージョンCS6)
アフターエフェクトで霧や湯気を表現する方法について書いてみました。フォトショップでの方法はこちらです。【Photoshop】雲模様とスクリーンを使って、湯気や霧を表現しよう!基本的なことはあまり変わらない感じです。
アフターエフェクトで、青い平面のレイヤーをつくります。(レイヤー→新規→平面 平面の作り方はこちらです。【アフターエフェクト】基本操作、ファイルの読み込みと平面の作り方)
その上に調整レイヤーをつくります。(レイヤー→新規→調整レイヤー)
その調整レイヤーにエフェクトをかけます。エフェクト→ノイズ&グレイン→フラクタルノイズを選びます。画面がこのようになります。
特定の範囲に霧や湯気を発生させたい場合はマスクをかけます。ペンツールを選びます。
ペンでマスクをかけます。下の青いレイヤーが見えます。
調整レイヤーのマスク、マスクの境界のぼかしや、マスクの不透明度でフラクタルノイズを調整します。さらにモードをスクリーンにします。
またエフェクトコントロールタブのスケール(ピンクで囲んだ部分)でフラクタルノイズを調整したり、フラクタルの種類やノイズの種類の種類を変更できます。(オレンジで囲んだ部分)
境界や透明度が変わり、また黒い部分が消え、こんな感じになりました。
まとめ
霧や湯気を掛けたいレイヤーの上に調整レイヤーをつくりそこにエフェクトのフラクタルノイズを選びます。調整レイヤーはスクリーンを適用させます。
特定の場所に霧や湯気を掛けたいときは、マスクをかけます。
マスクの境界をぼかしたり不透明度をかえたり、フラクタルノイズのスケールを変えて調節します。
温泉、飲み物の湯気、街の霧などを表現するのによいツールだと思います。
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